2010年03月31日

Qaanaaqとスキンカヤック。そしてQajaq JPN,

 友人Y氏のカナックSSに試乗した時の写真だ。カーボン製で白、カッコいい!私も欲しい!
 私の赤いスキンカヤックは少しカナックSSを意識して作った。しかし、安定感とロール性能。どちらもカナックには敵わない。
 さすが、ウォーターフィールドだ。

ウォーターフィールド カナックSS

 もし、私がウォーターフィールドのカナックを所有していたとしたら、スキンカヤックを作っていただろうか。
 カナックが欲しい、その気持ちがスキンカヤック製作意欲にもなっていた。それを考えると、今のスキンカヤック製作経験を持つ私は、いなかったかもしれない。
 そしてスキンカヤックを作る喜びを知ってしまった今、もう抜け出すことは出来ないだろう。

チェストスカーリング

 新年度、グリーンランドの文化を愛する仲間が集まる、Qajaq JPN,が変わろうとしている。
 世界に向けて、我々の活動を情報発信することも目的の一つだ。代表I氏を中心に皆で力を合わせ、行ける所まで行こう!
posted by Telecas_QJ at 10:17| Comment(16) | Qajaq | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月14日

懐かしのシーカヤック『アストロ』

 数年前のある日、友人Y氏からTELがあった。「2艇目のカヤック買うつもりやねんけど、お勧めなやつある?」てな内容だ。

 私は「カレントデザインの船が良いけど、値段高いしなぁ。やっぱし国産で信頼出来る、ウォーターフィールドの不知火Uが良いんちゃう。」と勧めた。
 その勧めでY氏はさっそく、不知火Uを注文。それにつられ、私もアストロを同時に注文してしまった。

 ウォーターフィールドのアストロ、スピードは出ない船だったが、波の中ではご機嫌で遊べる船だった。

ウォーターフィールド アストロ

 そのアストロを諸々の事情で売却してしまい、しょげてる私が目にしたのがグリーンランダーズのHPだ。

 感動した!FRPのシーカヤックが無くても、グリーンランダーズの様に自分でスキンカヤックを作って遊べば良い。

 そこから、私のG-styleが始まった。実際のスキンカヤックを目にした事はなく、WEBの情報だけを頼りに、なんとか初めてのスキンカヤックを完成させる事が出来た。

G-style2004 進水式

 何よりも嬉しかったのは、そのスキンカヤックを憧れのグリーンランダーズが主催するG-style2004で進水式を迎えた事だ!

グリーンランダーズ、そこから発展したQAJAQ JPN,日本全国にいる仲間は、実際に会う機会こそ少ないが、どちらも私の大切な仲間達だ。
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2010年03月07日

スキンカヤック ガンネル加工

 今日で12日間、ブログ連続更新だ。「どんだけ暇やねん」って声も聞えて来そうだが、正直暇です・・・

 で、今日はスキンカヤックのガンネルの話をしようと思う。
 私の場合ガンネル材は105×105×4000mmの赤松材で、目の良い物を選び購入する。
 その材をガンネル用に20×60mmに2本製材する。同じ角材から2本切り出すので、木材の癖も重量もほぼ同じで、曲げのバランスも良い。
 余った材は20mm角に3本製材し、キールと左右のチャインの部分に使用する。

 さて、今日のネタはガンネル材の型についてだ。

スキンカヤック ガンネル材

 画像では分かり難いが、私の場合材のマシックの乗るチョイ後ろから、ガンネル材の後部デッキ側の先、1尺位まで弧を描くように削る。

 一番背が低く成る所はコクピットフープの後ろが乗る部分で、60mmの背を40mmまで斜めにカットする。そして、またガンネルの後ろ先に向けて弧を描く様に60mmの背に戻す様に削り、加工する。

 この加工をする事で、デッキを低く保ったままコクピットフープを前後に斜めにセット出来る。これで、タイトなスキンカヤックに乗り込み易くなると同時に、後ろのデッキが低くなり、後ろ反りのロールがし易くなる。
 また、カヤックのデッキデザインも前後に大きく反り上がったデザインになり、好みもあるが私の好きなデザインを作れる。

スキンカヤック3号

 要所ごとに工夫をし、頭の中に描いたカヤックを形にして行く。
 スキンカヤックは作り手の魂が込められた、生きたカヤックだ。
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2010年03月06日

スキンカヤックの魂

この画像を見て何をしているか分かる方は、相当なマニアでしょう。

スキニング

 そうです。スキンカヤックに帆布を縫い付けている画像です。
 これは2号艇を作った時の画像ですが、曲り針と言う特殊な針を使い、糸はシニューと言うこれまた、ちょっと変わった糸を使う。

 一針毎にしっかりテンションを掛け、帆布にしわが出来ないよう縫い合わせて行く。

 テンションを掛けながら長いラインを縫い合わせるので、縫い目を真っ直ぐに保つのが難しい作業なのだが、そこは腕の見せ所でも有る。

 私はこの地道な作業が好きだ。木工の工程が終わり、骨組みが仕上がったスキンカヤック(海獣)に魂を吹き込む感じがする。

スキンカヤック フレーム

 そう、スキンカヤックには、FRPやポリエチレンのカヤックとは違う魂を感じる。それは、生きた木材を組み合わせ水や湿気には反応する帆布を自分の手で一針毎に気を込め、縫い合わせて作りあげるからだろう。

 二つ上の段落でスキンカヤック(海獣)と書いたが、本来グリーンランドのイヌイットは帆布ではなく、アザラシなどの海獣の皮を使い、スキンカヤックを作る。

 そう、海の命から自分達、人間の生活を確保するためにスキンカヤックを作り、グリーンランドと言う厳しい環境の中で人の命を繋いできた。

 そんな文化に敬意を表し、この日本にも『QajaqJPN,』と言う組織が6年以上前に誕生し、地道な活動を行って来た。そして今、本場グリーンランドの文化を伝承する組織の一員と認められようとして動き出している。
posted by Telecas_QJ at 14:11| Comment(4) | Qajaq | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月03日

グリーンランドパドルの自作

 カヤックを漕ぐパドルにも、色々な種類と形がある。その中で私が使う物は、グリーンランドのイヌイットが使っているタイプを自作して使っている。
  
 これはグリーンランドパドルと呼ばれ、これまで10本以上は作ったと思うが、知り合いにプレゼントした物や、製作の依頼を請けた物で、結局手元に有る物は2本だけだ。

 写真はカヤック仲間が作ったグリーンランドパドルと私が作った物も有る。これらを略してGパと呼んでいるが、それぞれ作り手によって個性が見える。

グリーンランドパドル

 Gパの製作で一番気を使うのが、左右対称で有る事と、ブレードの楕円形からショルダー、そしてルームの円形に流れる様な形の変化を付けるところだ。

 片側の表と裏、もう片方の表、裏と同じ型を4回作る作業はかなり根気が必要になる。正直疲れる作業だ。しかも鉋で削る作業は慣れも必要で神経を使う。

 正直な話、私もGパの製作は疲れるが、頼まれると、断り切れずについ作ってしまう。結局この作業とグリーンランドのスタイルが好きなのだ。

posted by Telecas_QJ at 14:15| Comment(4) | Qajaq | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月24日

Qajaq JPN,2006 琵琶湖

 カヤック仲間のI氏から懐かしい写真を送って頂いた。その中に有った写真だ。

 5艇並んだこのカヤックは、すべて手作りのスキンカヤックだ。
2006年、琵琶湖にQajaq JPN,の仲間が西は広島、東は千葉から集まり5人の手作りスキンカヤックの進水式を行った。

Qajaq JPN, スキンカヤック
 
 一度に5艇ものスキンカヤックの進水式とは、なかなか珍しい光景である。

 皆が着ている黒の変わった服は「チュイリック」と言ってグリーンランドのイヌイットが着る伝統的なウェアで、本来はアザラシなどの皮で出来ているが、これはネオプレンで出来た現代のウェアだ。

Qajaq JPN, 進水式

 同じ趣味の同士が集まって子供のように水の中で遊び、夜は酒を酌み交わす。私にとって楽しく、落ち着いた大切な時間だ。

 2010年、少しQajaq JPN,の組織変更が行われる。私自身この2年程活動に消極的であったが、新たな体制でグリーンランドの伝統とカヤックを日本全国だけでなく、世界に情報発信するために皆で力を合わせて行きたい。
 

posted by Telecas_QJ at 16:34| Comment(2) | Qajaq | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月22日

スキンカヤックとQajaq JPN,

トラディッショナルスタイルと言うカヤッキングがある。
 現代シーカヤックのルーツともなる、グリーンランドのイヌイットが狩猟を目的としたカヤック。そのカヤックや道具を研究、自作して異国の地の伝統を真似て行うのがトラディッショナルスタイルだ。

 仲間内ではグリーンランドを略してGスタイルと呼んでいる。

 そんな、マニアックな趣味を日本全国、そして海外に向けて情報を発信するために結成されたのが、Qajaq JPN,だ。もちろん私もそのメンバーの一人。

スキンカヤック2号

 画像は、私が作ったスキンカヤックだが、まず木材を曲げて船体のフレームを組む。ビスや釘は使わず、ダボ打ちと糸でフレームを構成し船体に有る程度の柔軟性を持たせる。

 そのフレームに帆布を巻き、シワが出来ないようにテンションを掛けながら縫い合わせていく。最後に防水の塗装をして完成だ。

スキンカヤック1、2号

 私の場合このスキンカヤックを製作するのに、図面は書かない。頭の中に描いたイメージを木の性質と曲がり具合と相談しながら組み上げる。

 自分のイメージを各工程の段階で形取って行けるのがスキンカヤック作りの面白いところでもある。有る意味アートに近い作業かもしれない。





posted by Telecas_QJ at 12:55| Comment(2) | Qajaq | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月17日

スキンカヤック

 スキンカヤックとGパドルの画像ファイルを失くしてしまった。

 ハードディスクが壊れたり、PCを2、3台買い替えているうちに、どっかに行ってしまったのである。
 CDに焼いたのも引越しのどさくさに紛れて、どこへ行ったのやら。

 これは辛うじて残っていた3号艇の写真。

sqjq3g3.jpg

 スキンカヤック作りで一番苦労するのは、木材を集めること。

 材木店で注文すれば早い話だが、製作費の目標金額3万円で収めるには、ホームセンターに頻繁に足を運び、目の通った無節のガンネル材を見つけるしかない。

 これまでもそのやり方で、ホームセンター仕様で作ってきた。
スキンカヤックもしばらく作って無いけど、今年は材料集めて作ってみるか!
posted by Telecas_QJ at 00:27| Comment(2) | Qajaq | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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